チベットのお守り
2010年 01月 22日
今日は鋳造屋さんに行ったついでに、zaraのバーゲンを
覗いてきました。
ぐっちゃぐちゃになった洋服たちから解放されて外へ出ると、
なにやらステージがあります。
そのわりには何にもやってないみたいに見えるのですが、微妙に
人がたかっていたので近づいてよーーーーっく見ると、絵が一枚。
砂絵です。
とてもキレイな曼荼羅でした。
ステージには二人ほどオレンジとエンジ色のジャージを羽織った、
若い男の人がいたのでzzは勝手にチベット僧だと思ったのですが
ダライラマの写真とかもあったので、多分そうなんでしょう。
二人ともてんでバラバラにくっちゃべっていたのですが、一人は
しゃべりつつ何かやっています。
近づいてみると、チベットのお守りブレスレット 無料 と書いた紙が
ありました。
そんなわけで、チベット僧にお守りのミサンガを作ってもらったの
ですがその間中彼は横にいたインド人らしき通行人と、延々
おしゃべりをしていたので、本当にお守りとしての効力があるのか
と言う疑いが湧いてきたのが残念です。
とても手馴れた様子で、ぐるぐる ぎうぎう きゅっきゅぅ ♪ と巻いて
はさみでちょん と切ると、ほれ、あっちいけ。みたいな仕草で
おっぱらわれたので、そばにあった募金箱のような紙の箱に5ユーロ
お布施しました。
横で見ていたイタリア人男性が、えっ、5ユーロも入れんの?
マジ?と言わんばかりの顔をしてzzと箱を交互に見ていたのが
印象的でした。
ちなみにzzの前にやってもらってたイタリア人女性も、CDのような
物を一緒に買ったらしく、10ユーロ手にお礼を言おうとした瞬間
横にあった箱を指して、それはここへいれろ とお金には何の興味も
感謝も示さない僧侶に面食らっていました。
zzはこういう変にかしこまっていない僧侶こそが、本当に僧侶と
しての人生を歩むんだろうなと思うのですが、彼らが国に帰ることが
できるのはいつだろうと思うと、なんともいえない気分です。