レオナルドとニンニク
2010年 10月 06日
これはzzが使っている、ニンニクつぶし♪
手がニンニク臭くならないので、とても便利。
ところで最近、職場の同僚が面白いといっていた本を買いました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの料理手帳
なんと、レオナルド・ダ・ヴィンチはコックさんでもあったのです。
お菓子屋さんの息子だった彼は、師匠の元で学ぶ傍らフィレンツェのレストランで、さまざまな料理を発明してみんなに嫌がられていました。(笑)
zzも含め、仕事で料理をやる人なら大抵一日に一回くらいは「この道具がもっとこうならいいのに」とか、「こういうことが出来る道具があればもっと作業がはかどるのに」と思うのではないでしょうか。
クリエイティヴなレオナルドが、そう思わなかったはずは無く、当然の結果として彼はさまざまな料理道具やら機械を発明していました。
その中の一つが、トップの写真のニンニクつぶし。
なんとこのデザインのニンニクつぶしは、パセリのみじん切りも出来るような仕組みです。
zzは以前、このパセリのみじん切り機を持っていました。
まさか二つばらばらに持っていた道具が、こんな昔に両方ドッキングした形で発明されていたとは。
ちょっと驚きです
ちなみにパセリのみじん切り機はちょっと使いづらかった上に、大してキレイにみじん切りが出来なかったので、あまり使わないままお蔵入りとなった記憶があります。
大抵最初に思いついて作ったものって、使いづらかったり難点が一杯あったりするものですが、後に他の人の手によって改良が加えられるもの。
残念ながら、この機械たちはあまり手を加えられないまま今に伝えられたのでしょうか?
本の中には、今でもレストランの厨房によっては、ニンニクつぶしのことを"レオナルド"と呼ぶことがあると書いてありました。ちょっとかっこいい呼び方ですね。
ともあれまだ読み始めたばかりの本ですが、なかなか面白いです。
今日はちょっとした本の紹介でした。
"Note di cucina di Leonardo da Vinci"
出版社:Voland
訳:Shelagh e Jonathan Routh
€12
ちがったかな~
色んなレシピ楽しみです。どんなものを彼(自分のためにではなかったかもね~)が作っていたのか、彼自身の食べていたものの方が興味はありますが・・・可愛い小さな道具を木作りのね、作っていたのかしらと想像すると、楽しくなっちゃいますね。あのしかめっ面で・・・
おお、ニンニクづいてますね。
でも最近はあんまりニンニクを使った料理を食べてない気がします。
人にもよるけど、イタリア料理ってニンニクの代わりにタマネギちょっとで代用する事が結構あるんですよねぇ。