日曜日のマリーノ☆ワイン
2012年 10月 30日
そして、熱く語る親父を発見
今は使われていないカンティーナだそうで、昔ながらの道具達が残っていました。
これは最後にワインを漉して、いわゆる市場に出せる状態にするための機械だそうです。
地元の人たちは漉したりしない、そのまんまのワインを飲むのだそう。
歴代の教皇達に愛されてきたこの地域では、今は白ワインが主流というか、それしかないくらいのイメージなのですが、昔は基本☆赤だったとか。
赤から白ワインにシフトしたのは大口の消費先、ローマの人達の要望が原因なんだって。
この樽の中には子供達が踏んづけたブドウが寝かされています。
下半分くらいにブドウの汁が、上半分はブドウの皮が浮かんでいます。
樽の周りには、ワインだけに寄ってくる小さなハエがいーっぱい。
これから樽の下半分にある、ぶどうジュースを取り出して、隣に横たわっているもう一つの樽に移します。
いきなり、子供代表が現れました。
どうやら彼女が名誉ある樽開きを行うようです。
感激の余り 樽☆失禁
な訳は無く、注ぎ口を差し込むに当たり、おじさんが口周りをキレイにすすいだところです。
木槌で数回叩いた後、注ぎ口を差し込むと
みんな、大喜び。
さっそくzzも試飲してみました。
まだまだ若いワインですから、味は渋くてすっぱくて、ちょっと炭酸がかっていましたが、ちゃんとアルコール感があります。
コップ半分飲んだらちゃんと酔いが回ってきました。
樽に残った沢山の皮部分は、こちらの機械で更に搾り取られた後にもっとあるコールドの高いスピリッツになるのだそうです。
というわけで、
小さいながらもなかなか楽しいひと時を過ごした町、マリーノ。
この辺には美味しいレストランが点在しているので、次はご飯を食べに来たいと思います。
ぶい♪