クルミの香り

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今日、夕食の後にクルミを食べながらふと思ったのですが

日本産のクルミってあるのでしょうかね。

私は実のところ、あまりナッツ類が好きではありません。

食べた後いつまでも口の中に小さく砕けたナッツが残る感触が好きではないからです。

それに味の方も大して魅力を感じないのです。



一つだけ例外になってしまったのが、クルミ。

zzの彼氏とお母さんは大のクルミ好きで、季節には食後に必ず延々とクルミを割って食べます

勿論私も勧められるのですが、五回に一回くらいの割合で半ばいやいや食べる感じでした

数年前のある日

テラスに沢山の緑色の実が入った袋が置かれていました。

これ何なの?

と、質問すると mallo という返事。

てっきりマッロという名前の果物かなんかだと思っていたら、実はこれは採れたてのクルミの果実だったのです

銀杏同様、変な匂いのするベタベタとしたこの果実の中には、見慣れたクルミの種が入っています

この果実のベタベタは一度服についたら絶対取れない、ということでみんな靴で踏んで中身を取り出していました

この辺は子どもの頃栗拾いをして、栗をイガから出すときに靴で踏んで中身を出していたのに似ています

さあ、いよいよ採れたてホヤホヤのクルミを割って食べるのですが

すぐにありつけるわけではありません。

いきなり全員無口になって中身の薄皮をナイフでちまちまと剥き始めるのです。

その光景といったら、まるでカニの身を殻からほぐして出しているかのよう

採れたてのクルミの薄皮ときたら、とんでもなく渋いのでそのまま食べるわけにはいかないんだとか

形を見たらわかる通り、この薄皮、大変複雑に入り組んでいて一個剥くのにメチャクチャ時間がかかります。

ようやく出てきた真っ白なみずみずしい(!)クルミ。

なんとも言えない爽やかな香りがします。

この経験以来、採れてまだ長く立っていないクルミがあるときは、zzも一緒になって延々とクルミを食後に食べる習慣がついてしまいました。

写真のクルミの黒くなっている部分は、完全に取れなかった果実が黒く変色したものです。

このクルミはもう乾燥が始まっているので薄皮ごと食べても渋くありません

噛み締めると、なんとも言えないフローラルな芳香が口の中に広がります

ちなみに新鮮な生のアーモンドに当たった時も、同じく素晴らしい香りを楽しむことができます


イタリアの秋の味覚、クルミのお話でした♪
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by outlawroma | 2014-11-08 06:04 | 生活 | Comments(0)

楽しければ、それでよし。


by outlawroma
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