バカンス2015⭐️シチリア その7 San Vito Lo Capoの夜

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散々海で遊んだ後は、美味しい夕ご飯!

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町中至る所に咲いていた、ハイビスカス

という訳で、サン・ヴィートの街へ繰り出しました。

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若い人たちが多い印象

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海と同じ青い空


お目当のレストランに直接予約を入れる事にします。

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ここのクスクスを食べるのはこの街に来る目的の一つでした

Profumi di Cous Cous

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隣にあるホテルで予約を受け付けています


ところが残念な事に、今夜の予約は満席!

ローマからここのクスクスを食べに来たのにと粘る彼氏でしたが、今日はすでに満席だったのに更に人数が増えてお店側もどうして良いか分からないのです。という返事が返ってきました。


ああ残念!!


こうなったら、いつもの気分転換をしないことには収まりません。

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そう、これです



とまあ、空腹にマルガリータを飲んで色んな事がどうでも良くなったところで、もう一軒のレストランに行ってみました。






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ここは予約を受け付けていないという、早いもん勝ちのレストラン♪


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その名もGnà Sara


何が良かったかって、レストランの真ん前に民家がある事。

そして、その玄関口には田舎のシチリアのごとく椅子を出してどっかりと座る家人が。

かなりオシャレな街づくりをしているサン・ヴィト・ロ・カーポなのですが、そこに当たり前のように垢抜けない住人の皆さんが溶け込んでいるのです。

zz達が注文をして食事をしている間じゅう、家の前を通りかかった近所の人が次々に立ち止まっては大声でくっちゃべって行きます。

小洒落た感を装うレストランとどこまでもナチュラルな彼らのギャップがかなり良い感じでした。

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うふふ、今見ても面白い


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彼氏大絶賛のクスクス

本場のクスクスは、ローマで見かけるインスタントのサラサラしたやつとは全く違います。

粒そのものがブルグルくらいの大きさで、これを少しずつ少しずつ時間をかけて濡らしてゆき、十分に水を吸った所で今度はお魚をグツグツ煮てスープを取っている鍋の上で蒸すのです。

アラブ料理を思わせるスパイスの入った、濃厚なスープの蒸気で蒸しあがったクスクスはお魚と共に盛りつけられます。

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濃厚なスープ

そこへ、好みの量のスープをかけながら食べるのです。

ここのクスクスはかなり気前の良い分量が盛ってあるので、普通の人はこれ以外の注文は控えたほうが良いかも。

もともと素朴な料理の代表なのですが、これだけ濃厚なスープを作るには大量の魚が必要です。

この日はデンティチェ(日本の鯛に良く似た魚)でした。

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これもシチリアの料理、カポナータ

クスクスの量に参った私は、カポナータでお茶を濁しました。


残念な事に、茄子のアクが強すぎて苦くて食べられた代物ではありませんでした。

フランカさんのカポナータの方が、よっぽどプロの味です。

奥に見える生の魚の盛り合わせも、残念としか言いようのない代物でした。

近年のレストランでよく出くわすのですが、素朴な料理を作ればあれほど美味しいものを、どこぞの有名シェフを真似たものやら、とんでもない勘違い料理を出す店が結構増えたのは残念な事実です。

料理のうまい地元のおかみさんが作るカポナータは、いくらアクの強い野菜に慣れているイタリア人だってちゃんと塩を振って茄子のアク抜きをしてあるのが当然ですし、一昔前の魚のカルパッチョはおろしたてのプリプリな魚をとびきり美味しいオリーブ油で頂く事ができました。

それなのに、いい加減な知識しかない料理人が高いから余り注文の出ない急速冷凍した生魚を(今は法律で魚を冷凍殺菌する事が義務付けられています)慌てて水で溶かしたり、一部を溶かして使って残りをまた冷凍して使いまわした挙句、甘く煮たジャムを添えてみたりして見た目には頑張ったつもりかもしれませんが、こんなもの食べられたものではありません。

まぁ、何よりムカつくのはそこに大層な値段をつけてる事なんですけどね。

唯一救われたのはワイン。

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これは美味しかった

私はグリッロは好きではないのですが、ここのカンティーナのは大変美味しかったです。

そんなこんなでクスクスに胃を満たされて、この街を後にしました。

昼間のハイビスカスに取って代わり、暗闇の中では白いジャスミンがあちこちに咲き誇っているのが目につきました。

本物のジャスミンの花を見たのはこれが初めてだったのですが、その香りはねっとりと甘く、動物を思わせるほどの濃厚なものでした。

そして気持ちがイマイチ満たされなかった私たちは、更にこの後出かける事になるのでした。








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by outlawroma | 2015-10-07 22:55 | バカンス | Comments(0)

楽しければ、それでよし。


by outlawroma
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