お寿司の盛り合わせ
一度はペシャンコにされた太巻きも、なんとか復元!
毎日のらくら暮らしている私ですが、その合間を縫ってちゃんと働くこともあります。
先週末はとあるお宅で夕食を作ってまいりました。
お寿司をメインに、色々と和風なお料理を振る舞うわけですが
そこはやはりよそ様のお宅
待機中の巻き寿司がご主人様の手によってペシャンコに潰されてしまったり、オーブンやガスコンロが使い物にならない、などといったハプニングはしょっちゅうです。
お夕食会をするにあたってzzのようなコックを呼ぶのが当然なご家庭では、奥様がお料理をすることはまずありません。
今回行ったお宅でも、3名のフィリピン人女性が子供の世話から洗い物、料理を、そしてもう一人のフィリピン人男性がその他の雑用をこなしていました。
大人たちがトップのお寿司を食べている傍ら、お子様たちは別にキッチンでピザやら茹でただけのパスタにチーズとバターをかけたモノを食べるという図が定番です。
色んなお宅に行ったのですが、ほぼ全ての家で子供たちは同じモノを食べています。
茹でたパスタに既製品のソースを絡めたモノか、ごく稀に冷凍の魚のフライ(日本のお弁当のおかずっぽいやつです)、ピザ、切って真空パックになったサラミなど。
あとは自発的に食パンにヌテッラを塗っていたり、ジェラートを食べたりして終わり。
正直言って、ものすごく、ものすごーーーーーく偏っています。
それでも成長してるから不思議。
6年位前にそういう様子を見て心配してた子供たちがちゃんと思春期の子供のサイズに成長して、やはり同じモノを食べている姿を見るにあたって、これはペットがペットフードだけでも死なないのと同じなのかなとも思います(あ、あれはそれなりにビタミンとかの添加物が入ってるんだっけ)
そんな中、彼らにとって唯一手作りの味と呼べるのがスプリングロールズ!
フィリピン人の家政婦さんたちが作ってくれる、キャベツと人参の千切りを巻いて揚げた春巻きです。
そこには必ず、甘酸っぱいとろみのついた薄赤いソースが添えられます。
彼らがパーティーなどをするときに必ず登場する一品でもあります。
どうやら彼らの間では
「ちょっとした夕食のときに食べられる、美味しいモノ。」
というインプットがなされている模様。
zzもお客さんとして呼ばれた際には必ず目にします。
恐らく40代以下の一部のお金持ち層にとっては、お母さんの味に近い存在なのではないでしょうか。
お金持ちではない、夫婦共働きでとてつも無くハードな毎日を送る友人などが、たまの休みやちょっとした時間を縫っては、子供の離乳食をあらゆる食材を使って一から十まで作って冷凍保存している姿を見るに付け
大変微妙な気分になります。
楽しければ、それでよし。
by outlawroma
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