このレシピ、フランカさんのお婆さんから教わったそうです
はてさて、久しぶりにアップ。
今現在84歳同居二年目になりますが、彼女のレシピを私一人で作る日が来るとは!大変名誉な事です
エスカベーチェ
なんかスペイン風な名前ですね。
基本的にお婆さんは家事を全くやらない人だったのですが、稀に楽しみとして料理をしていたのだそうです。
この日はハロウィン、今年も去年に引き続きフェスタは無し。
とは言ったものの、急遽4名のお客さんが来る事になり、フランカさんと私で夕食の準備です。
かぼちゃは薄く切ります塩を振って、しばらくしたら水気を拭き取っておきます
軽く小麦粉をまぶして
油で揚げますオリーブ油ではちょっとくどすぎるので、ここは他の植物油で私はひまわりの種の油が好き☆
ここでフランカさんからチェックが入りました
「あらいやだ、皮ごとやっちゃったの?」
え?さっき聞いたら皮ごとって言ってなかった?
「やあねえ、言ってないわよ。皮取りなさい!」
という事で、急遽皮をむいてフライ続行!
これは味付けオリーブ黒オリーブにセロリ、オレンジの皮、オレガノ、唐辛子を入れて軽く塩とオイル、そして酢で味付けしたもの。
zzがかぼちゃと取っ組み合っている間に、フランカさんのキッチンからは続々とお料理が届きます。
何の用意もしていない時に、1時間でいきなり7人分の夕食を作るなんて彼女にとっては全くなんという事はないのです。
手近なもので色々とこしらえてしまう様は、本当に頼もしいものです。
エスカベーチェの決め手もお酢
揚げたかぼちゃを綺麗に並べたら、軽く塩を振ってミントの葉っぱをパラパラ。
お酢で味をしめたらしばらくおいて馴染ませます。
イタリアのかぼちゃって、かなり水っぽいので正直ポタージュやニョッキ以外どう料理していいやら悩ましいものです。
私は薄く切って天ぷらにしたりしますが、このエスカベーチェはボリュームのある付け合わせとしてとても重宝するレシピ。
それに150年近く前から実際に食卓に上っていたものを再現するなんて、それを考えただけでも楽しくなってしまいます。