胸キュンな映画☆call me by your name

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時代は1983年に設定されていますが、舞台がイタリアですからね
雰囲気は今とあんま変わりません


さて

久々に胸がキューンとなっちゃう映画を見ちゃいました。

zzと彼はこの映画がオスカーを取るんじゃないかと思っていたので、そうならなくてちょっと残念。

で、

映画の話ね。

とても映像が綺麗です、そして細部にわたってとても上手く80年代を再現しています。

トップの写真を見ての通り、夏のバカンスでの出来事を描いた作品です。

北イタリアの別荘でバカンス中の青年とその家族、そしてそこへ招待されたアメリカ人青年のお話。

主人公のエリオはアメリカの大学で教鞭をとる父と、複数の言語を自在に話す美しい母を持つ、素晴らしい環境に育った高校生です。

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女友達とじゃれあうごく普通の高校生の図

こういうの日本ではあんまり見ないけど、イタリアでは本当に普通
異性の友達だけでなく、親との距離もこのくらい近い子供は沢山います


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お父さんが招待した学生、オリバーと出会うエリオ


高校生のエリオ、博士課程のオリバー、どっちもやりたい盛りの年齢です

そして、二人とも女性に関心がないわけではありません。

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ハンサムなオリバーは直ぐに気に入った女の子を引っ掛けちゃいました
そして勿論エリオにも良い感じの彼女がいます


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それなのに、次第に惹かれあってゆく二人


もうね、今更ゲイだのエテロだのバイだの、どうでも良い感じはするんですけどね。

一応テーマは初めて同性にドキドキしてしまった「年頃の男の子の一夏の体験」そして大人になってゆく甘くて切ない過程を描いています。

今こうやって書いてみて思ったんですが、まあ、ベタなテーマですな。

金持ちと貧乏人の格差恋愛に始まり、外国人、異星人、半魚人(これはオスカー取った方ね)、黒人、白人、黄色人、そして混血、異教徒人・・・例をあげればキリがないのですが、こうやって一括りにしてみると違いをどうこう言うことがそもそも馬鹿らしく思えてきます。

所詮恋愛は恋愛なのですよね。理由抜きで好きになっちゃう、何て素敵な化学反応☆

って、それだけなのですが

でもねこの映画、映像のナチュラルさや俳優さん達の演技がねぇ、最近の映画にはあんまり見られない、なんとも言えないものがあるんですよ。

芸術点高いんです。

二人の絡みもいわゆる女と男ではない、男同士の「きゃっきゃ☆ウフフ♪」なので、戯れ方とかが普通の恋愛映画とは違ってて、ヘテロのzzにはある意味新鮮☆


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特に問題を提起するでもなく、同性愛の苦しみを浮き彫りにするでもなく
ごく普通の切ない初恋ムービーに終始していて、良い感じ



やがて二人は心を開き、結ばれ、そして夏が終わるわけですが

あらゆる場面での描写がとても現実的、そして素敵なのです


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オリバーと二人で旅をした後、彼を送り出したエリオ
どうしようもなくなってママに迎えに来てもらうシーンなど、本当に上手いなあと思いました

イタリア男子、こういう人多いからね


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二人だけの秘密・・・の筈ですが、お父さんはとっくに気付いていました



オリバーと友人以上の関係を持ったエリオに、一言物申すお父さん。

このお父さんのセリフがとても素晴らしくて、映画の全てはこのお父さんのシーンのために作られたんじゃないかってくらい重要なことを言っています。

その後、夏は終わり今度は雪が降りしきる冬、再び別荘に家族が戻ってきます。

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微妙にヘアスタイルとか変わっちゃってるあたりがこれまたいいんだ


お祝いのテーブルを支度しているところへ、オリバーからの電話が鳴り、懐かしい声を聞くエリオ。

最後のシーンはエリオのアップがかなり長い間、なんのセリフもないまま流れるのですが

この俳優さん上手いんですよ。

すごいなぁって思いました。

おそらくこのブログを今読んでる全ての人がなんらかの理由で一度は経験しているはずの、切ない切ない、でも一人で乗り越えないといけない大切な瞬間をとても綺麗に演じています。


大人になるとこういう瞬間ってもうあまり出会うことが無くなるのですが、なんだか久しぶりにまだ感性が瑞々しかったあの頃を思い出させてくれました。

んー、映画見ただけでちょっと若返った気がするぅ♪

というわけで、青春胸キュン映画のレポートでした。







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by outlawroma | 2018-03-13 05:14 | 映画 | Comments(0)

楽しければ、それでよし。


by outlawroma
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