馬小屋と牛小屋の狭間で

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おっきなズッキーナ、複数形はズッキーネ
日本ではズッキーニと呼ばれる野菜です


zzが住んでいるローマは野菜が美味しいラツィオ州にあります。

特に夏はイタリア料理に欠かせないトマト、ズッキーネ、ペペローニが美味しい季節☆

・・・なのですが、この5年位ズッキーネが食べられなくなって困っていました。

誰に言っても分かってもらえない理由があるのですが、この度とうとう仲間を発見!

去年一緒にバカンスを楽しんだフランチのママが同じことを言ったのです。

と言う訳で、恐らくこれは私一人の妄想ではないはず・・・

肝心の理由はというと、その匂い

咀嚼して飲み込むあたりで「えっ?これは。。」と困惑してしまう、口中に広がる牛糞の匂いです。

もともと大好きだった野菜なので、この5年ほど私は何度もトライをしてその度に撃沈してきました。


最初は何の匂いかわからず、ただ単に「動物の排泄物の匂い」に限りなく近いと感じていたのですが

ある日、友人が持ってきたBIOのワインを飲んだ時に「恐らく牛の排泄物だ」と確信しました。

赤ワインだったのですが、この時のはびっくりするくらい強烈でした。

前々からzzの彼は「僕はBIOのワインは好きじゃないんだ、この10年くらい流行ってるけど隠して出されても匂いですぐに分かるよ。」と言っていたのですが

毎回レストランでその言葉を発していたので「いったい何の匂いの事だろう」と疑問だったのですが、今回は家で、しかも強烈なやつに当たったので容赦なく

「だからBIOのワインなんか買うなって言っただろ。ソムリエのいう事なんか聞くからだ、今度勧められたらこんな牛の糞はてめえが飲めって言ってやれ!」

と、のたまっていました。

夕食で飲んだビオワインとそっくりな匂いのズッキーネの事を考えながら、その日の夜ネットで調べてみると

ビオのワインの香りを表現する言葉の一つに「馬小屋の香り」と言うものを発見!

わ、絶対これだ。と思って調べたのですがそれについてはっきり言及しているサイトにはヒットしませんでした。

でもこれはきっと、あの匂いを表現したものです。

ただ、私が思うにこの日飲んだワインは馬のあれではなく、牛のあれでした。

馬のあれはまた独特なのでソムリエが間違える訳ないし、ひょっとしたら馬系のビオワインもあるのかもですけど

これってレストランでワインを売るのが商売なソムリエさん達が、知恵を絞って考えた表現なのかもしれませんね。

「牛小屋の香り」って言われたらあれ以外想像出来ないけど、「馬小屋の香り」って言われたら干し草とかを想像しますからね。普通の人は。

私も初めてソービニョンを飲んだ時は「おや、これはスモーキーさんのおしっこのかほり・・・」と驚きましたが、別に嫌いではありません。

馬小屋だろうが牛小屋だろうが、猫のトイレだろうが、まあ、好みの問題ですよね。

ちなみにワインの香りにうるさいzzの彼は、牛うんこ臭のズッキーネについては全く分からないそうです。

と、話は逸れてしまいましたが

ズッキーナ、トップの写真のやつは友人が畑で採れたものをもらったから、とプレゼントしてくれました。

普通の人が自分たちで食べるために育てている野菜で、前に一度もらった時にあれ、ひょっとしたら・・と思ったのですが。

やっぱりです。懐かしの大好きなズッキーネの味!!

恐らくこの人は匂いの元になるものを使っていないのです。

大人三人がかりで食べても余るくらいに大きく育っていましたが、とにかく変な匂いがしない!

素晴らしい味でした。

ここ数年、気になる匂いのものが売られているのは恐らく、以前は使っていなかった肥料がローマ近郊の大半の農家で主流になったからなんじゃないかと睨んでいるのですが、そのうち機会があれば調べてみたいと思います。






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by outlawroma | 2018-07-02 00:21 | 生活 | Comments(0)

楽しければ、それでよし。


by outlawroma
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